スタッフ自慢


ゴールデンウィークを挟む診療日、
混雑するクリニックは多いのではないでしょうか。
そして、その混雑がどうしても
スタッフの残業を生みます。
そんなゴールデンウィークを何年も
やり過ごしていた、
わがクリニック。
昨年のゴールデンウィーク明けに
帰りが遅くなったスタッフが
その帰宅時間をご主人に
子どもの母として不適切であると
言われたことから
退職することになりました。
焼肉屋じゃないんだぜ、医療なんだぜ、と
経営者としては言いたいところですが
それはさておき、
それでなくても長期の休暇は
スタッフに退職を決断させることの多い時。
他の理由での退職者が続き、
院長と私にとってゴールデンウィークは
退職トラウマとなりました。
そこで今年は、
混雑しても、スタッフの業務配分や
退勤時間をうまく調整せねばと
夫婦で意気込んでおりました。
そんな気配を察してか、知らずか
勤めて4年になるパートスタッフが
お休みだったにもかかわらず、
自主的に出動、受付開始時のパニックを
救う救世主となり
怒涛の忙しさを潜り抜けたところで
そっと消えていました。
そりゃあもう心が温まって温まって
しようがないエピソード。
恐れていたゴールデンウィークに
このような出来事に遭遇し、
クリニックの倉庫で泣きそうになりました。
みなさまのクリニックにも
こんなミラクルスタッフ
いらっしゃるかもしれません。
傷つくことも数ある中で、
本当にうれしかったです。
今年は、退職届、ないことを祈っていますが、
よろこんだ後に、落とし穴に落ちたら
またこのブログで報告します。
と、心のリスクマネジメントをする
私でございます。

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