クリニックの清掃~はじめの第一歩~


先日、お客様であるクリニックへ
お伺いしました。
院長先生の奥さまにご案内いただき
クリニックの内をいろいろと
みせていただきました。
先月のセミナーにご参加くださった
奥さまで、セミナーで提案させていただいた
アナログクリップツールを
早速取り入れて下さっていました。
ご案内いただきながら、
奥さまがお話しされる悩みは
スタッフが清掃に消極的で
指示してもきちんと清掃できず
とても困っているということでした。
公平に分担されていないことも
気になっている、とのことでした。
四角いところをまあるく掃く人とか
いったりしますが、
“キチンと”というのがくせものですね。
クリニックの清掃が
公平に分担されて、毎日実施されるという
風土づくりはとても難しいと
私も思っています。
私のクリニックでも、開院当初から
チェックリストや口頭での指導を重ねて
現在に至ります。
分担は、公平にできていますが、
出来栄えに関しては
満足するにいたらない日もあります。
清掃体制を定着させるための
keywordはなんでしょうか。
1.“キチンと”のみえる化(具体化)
2.公平な分担と、責任の所在
3.いつするか
ということになるでしょうか。
“キチンと”した清掃は、各家庭によって異なるもの。
どうなったら“キチンと”した出来上がりなのかを
示す必要があります。
そんなことまで指導がいるの?
と思われるかもしれませんが、
教育指導はそんなことまで!の連続です。
そして、掃除は当番制、輪番制でみんなで
なんとなくして終わる方法は
1人当たりのパフォーマンスが下がることが
科学的にも証明されています。
今日の責任者がはっきりしている体制が
精度は上がると考えられます。
そして、「早く帰りたい」という気持ちで
行うと、どうしても行き届かない
仕上がりになると思います。
よって、クリニックをいつもきれいに
維持しようと思えば、
スタッフがノリノリの時間帯に、
かつ患者さんにご迷惑をおかけしない
時間帯にする必要があります。
私のクリニックでは、
早上がりする方のスタッフの分担を多くし、
最後まで残るスタッフの負担を軽くする
ことになっています。
うまく行っていないと感じる時は
スタッフと清掃について
話し合われてみてはいかがでしょうか?

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