丸投げガールスタッフ撲滅のための声かけ〜院長、院長夫人の出番その1〜


みなさまのクリニックにはおられませんか。
“丸投げガール“
丸投げガールとは
新人でもないのに、自身が勤務した外来で発生した業務で
自身が担当すべきであるにもかかわらず
ポストイットに書いて
次の外来勤務のスタッフや リーダーにたいした事情も話さずに
当たり前のごとくふって解決してもらい
結果的に丸投げやないか!
とつっこみたくなる女性スタッフのことです。
丸投げガールは、
その業務の着地点、経過を確認することもなく
処理してもらったお礼を言うこともなく
次の勤務につき、時にまたポストイットを
書いておやすみをとったりします。
もちろんボーイであることもあると思いますが、
クリニックでは多くがガールです。
うちのクリニックでも、丸投げガールの書いたポストイット1枚に
持ち場のリーダーが多くの時間をかけて対応する
といったことがちょくちょく起こっていましたし、
今日現在もあると思います。
この現象が、業務の偏りや処理能力の差を大きくしてしまうことが
多々あります。
対処できるリーダーがいてくれることも大切ですが、
丸投げガールの行動に注意喚起することが
スタッフの気づきを生み、成長の第一歩となることが
あると考えます。
スタッフ同士で不満に思っても、注意しにくいことが多いようですから
院長や院長夫人の出番として
事情をよく把握した上で、注意の声をかけることが必要と考えます。
院長や院長夫人は、業務が誰の手によって処理されても
問題なく処理されれば、それでよいと考えがちですが
いつもポストイットをたくさん受け取り、奔走するスタッフがいるとすれば
きちんと着目できなくてはいけないと思います。
やってくれるスタッフに、やらない、やれないスタッフは
頼りすぎます。
院長や院長夫人までもが頼りすぎにならないようにしたいものです。
まさか、院長先生が、夫人にポストイットで丸投げボーイとか
ありえませんので、
お気をつけあそばせ〜。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

奈良県香芝市の永野整形外科クリニックの 現役開業医の妻です。 印刷会社の秘書室・病院の医療ソーシャルワーカーの経験が あります。