大失敗をいたしました


ある日のこと、所用で東京へ出張していました。
ちょうどクリニックの始まる時刻8:30発の便に
乗っていました。
整形外科のわがクリニック、放射線技師さんの
出勤は生命線に近い。
その放射線技師さんの勤務表への記入を私が
間違って記載したことにより、
朝から技師さんが誰も出勤しない、ということで
9:00前からクリニックは大騒ぎ。
院長の妻である私が、すべての勤務表を
組んでいるわけではないのですが
諸事情からここ何ヶ月か、
放射線技師さんの勤務調整を預かっていました。
大騒ぎ!当然です。
私が、9:40に飛行機を降りた時には15件くらいの
着信履歴。
留守電で何が起こったかを知った私は、背筋に冷や汗。
患者さんに迷惑をかけるしくじりをしてしまったと。
折り返した時には、技師さんを捕まえ、出勤を依頼済で
出勤待ちしている状態で
スタッフは、患者さんへの説明に追われつつ
殺気立つ院長を案じ対応してくれていました。
院長からは電話で短く大目玉を食らいましてございます。
当然です。
診療終了後、いろんな人に電話やメールで謝りまくり
夜、東京で合流した院長に
それはそれはどれほど叱られたことか
みなさんご理解いただけるのでは
ないでしょうか。
クリニックのメーリングリストで
スタッフのミスを管理する立場の私が
アクシデント報告をし、対策を立てる始末。
日ごろ、インシデント・アクシデントに
早急な対応をと指導している立場。
もう、威厳も立場もあったもんじゃない。
たしかにここ2ヶ月くらいの私は
出張が多く、イノベーションでいくつかの
仕事を引き受け、忙しくなっていました。
自分の処理能力を正しく評価、仕事量を
見直せと院長に滾々とお叱りを受けました。
懲りない私は、即座にスタッフに権限移譲する
仕事をいくつかピックアップした次第です。
失敗が成功のモトになればよいのですが。
ひさびさに、大失敗過ぎる1日でした。
反省します。

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ABOUTこの記事をかいた人

奈良県香芝市の永野整形外科クリニックの 現役開業医の妻です。 印刷会社の秘書室・病院の医療ソーシャルワーカーの経験が あります。